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人生劇場

はりまや佳子の人生劇場46:そしてわたしはうどん屋の女将になりました

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今日は今から25年前の1992年3月末日に正式に船井総研を退職したにもかかわらず、後任の方との引き継ぎに手惑い4月末までアルバイトとして、会社に通い続けた私でしたが、やっとGW前にお役御免となり、いよいよ婚約者と二人で飲食店開業の準備をはじめることになった頃のお話。

★はじめから読みたい方は⇒【第1話】天職に出会いたい

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物件は吉祥寺駅前にある彼のお父様が所有するビルの1階と地下1階。長く居酒屋さんを営業されていたところを引き継ぐことになり、その前年の11月に居酒屋さんがお辞めになると決めたときから、そこでどんな飲食店を開業しようかと二人で考えていました。

吉祥寺でも周りは・・・

吉祥寺という町はいわゆる【学生の街】として有名ですよね。平日に歩いている人々の年齢層はかなり低いのと、当時は土地の値段も都心に比べると若干安かったので、飲食店の平均客単価もかなりリーズナブルな設定されていました。 でも、吉祥寺周辺に住んでいる方々は割と所得も高く、意識の高い方も多いので洗練されたものがお好きというように、大きく2つの顧客層に別れているほかに、吉祥寺周辺で働く人々というマーケットも存在する土地柄。そのうえ日曜日には中央線や井の頭線を使って、たくさんの人が集まる武蔵野でナンバー1の人気スポット。

そんな吉祥寺という魅力のある街で飲食店を開業ができるのは、とてもラッキーなことだったのですが実はエリアに問題が…

彼のお父様の所有していたビルのあるエリアは、当時は「近鉄ウラ」と呼ばれていた地域で、吉祥寺駅の同じ側にあるパルコや東急百貨店があるエリアや、駅の反対側にある井の頭公園に続く丸井エリアと比べ、日中は一番人通りの少ない地区。

カフェ

キャバクラやバーなどが店を開けはじめる夜は、日中と打って変わって、ひときわ賑わいをみせるのですが、呼び込みの人があちこちに立っているので、女性は決して一人では歩いてはいけない!!と言われるほど、ちょっとディープで危ない感じのところでした。

幸い物件はJRの線路に面している駅前にあったので、アブナイ地域を歩かなくても駅からたどりつける所だったのですが、とはいえそのエリア独特の夜の街のエネルギーは、どうしても拭い去れない!!

加えて彼のお父様の所有していたビルの上の階のテナントは、すべてキャバレーかバーということを考えても、おしゃれなカフェやレストランを開業したところで、人が集まる人気店になるとは到底思えない立地条件でした。

どんな飲食店を開業したら流行のか?

そんなことを飲食店の開業経験のない二人であれこれ考えても、いいアイディアは全く浮かんでこなかったので、ここは船井総研のコンサルタントさんのお知恵を拝借しよう!!と思い、
さっそく前年までの上司に相談することにしました。

この上司は私が船井総研に入った当日に私のことを思って、「離婚歴を隠すように」と言ってくれた方。

チョイ悪おやじ風のニヒルな雰囲気が漂う素敵な方なのに、低血圧だったのか朝にとっても機嫌が悪かったのと、人の好き嫌いが激しい上に、仕事に対してとても厳しいので、船井の女性陣からはあまり人気のない人でしたが、私はなぜか馬が合い、仕事でもプライベートでも、とても可愛がっていただき、何かとお世話になっていました。

うどん

その上司にさっそくお店の現状とロケーションを話したところ、

「うどん屋をやれ」

という返事が返ってきました。

今では東京にも「うどん屋」という業態がありますが、私たちが開業を目指していた25年前の1992年は、「恐るべき讃岐うどん」という単行本のヒットや、その本をモチーフにした映画「UDON」の前の時代なので、関東では「うどん」だけで商売をする「うどん屋さん」という業種は、ほとんど存在していませんでした。

私たちの住む日本は東西に弓のようにのびる島国で、「そば文化」と「うどん文化」を持つ地域にはっきり分かれています。

うどんとそば

どうやら富士山あたりを境にその地域が別れているようで、富士山より東が「そば文化」の地域で、西が「うどん文化」。

寒い地域ほど体を温める強い穀物「そば」が食され、温暖な気候の地域ほど体をおだやかに冷やす小麦を精白した、「うどん」が好まれてきたのです。

東京都にある武蔵野地域は富士山より東に位置していたので、吉祥寺の街には「そば屋さん」がたくさんありましたが、「うどん屋さん」は一軒もないという状況でした。

ちなみにマクロビオティックで一番おススメな麺類は「そば」。その理由は「そば」は精白せず全粒のまま粉にし、それを麺にするので自然の生命エネルギーがたっぷりあるから。

一方「うどん」は春に収穫される「小麦」という、そばに比べて体を冷やす作用のある穀物の「ふすま」という、栄養のある部分を取り除いてしまったものを粉にしているので、「そば」に比べると生命エネルギーが少ないのです。

そばの花

「そば」はとてもエネルギーが高い素晴らしい食べ物ですが、
そのエネルギーの高さが災いしてか、アレルギーを持つ人が多く、
病気の人には強すぎるエネルギーであることから、
治病のための厳しいマクロビオティックの食事法では、
制限が入ることもしばしばあります。

ですから「そば」を美味しくいただけるというのは、ある意味、健康な証!! それに比べて「うどん」は病気のときにも美味しくいただけるので、胃や腸に負担をかけずいただけるという利点がありますが、残念ながら25年前の東京には美味しいうどんが食べられる店が、まったくといっていいほど存在していなかったのです。

存在しない店をやるから儲かる!

それが上司のコンサルタントの意見でした。

 

実は私の上司はうどんの本場、四国高松の出身で、東京に来てからおいしいうどんが食べられる飲食店がないので、いつか本場のうどんが食べられるようになったらいいなって、常々思っていたとのことでした。

幸い私の彼も私もうどん好きだったことと、調べてみたら原価がとても安かったこと、吉祥寺という街にうどん屋さんが存在しないことから、あっさりと「うどん屋さん」を開業することに決定しました!!

とはいえ、私も彼もまったく「うどん」に関しては知識がなく、本当に美味しいうどんも食べたことがなかったので、どうしたら「うどん屋さん」が開業できるのか??と新たな問題に直面してしまったわけです。

さて、私たちは果たして美味しいうどん屋さんを開業できるのでしょうか?
この続きはまた次回をお楽しみに!!

 

読者の皆様!是非、一度私に会いに来てくださいね♪

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オーガニック料理教室G-veggie 代表 はりまや佳子

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1日7時間の講習・実技で取得出来る、「オーガニック料理の基礎知識と調理技術を証明する」

一般社団法人日本オーガニックライフ協会認定資格です。

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