オーガニックライフ

山梨のオーガニック農家カルタファーム、種にもこだわっています。

カルタファーム野菜

私は今年の秋頃、山梨県の有機・固定在来種農家「カルタファーム」へ、家族と行ってまいりました。
有機・自然・固定在来種野菜を、我が家に定期宅配していただいている農家さんです。

固定種・在来種と呼ばれている種たち

「固定種」「在来種」と呼ばれる種は、いわゆる昔ながらの種のこと。

ご存じのように、植物は成長した後に種を残し、翌年にこの種をまくと、同じ植物が成長していくという自然のサイクルがあります。
こうした自然のサイクルの中で、自然に育種してきた種のことを「固定種」や「在来種」といいます。
当然のことながら、野菜から採った種を植えればこれからも同じような野菜が育つのです。

【固定種】
何代にもわたって種を取り、育てていく…といった自然な育種をしていくうちに、自然とその野菜の個性が定着して固定化していったものをいいます。

【在来種】
固定種の1つで、自然な育種をしていくうちに、その風土に合わせて適応していった野菜のことです。
しかしながら、現在市場に出回っている野菜の9割が「F1種」、いわゆる「種無し野菜」です。
種を採って植えても、野菜ができないのです。バイオテクノロジーを駆使して人が作り出した、いわば「意図的な育種」をされた種なのですね。

毎日食べる野菜。

自分と家族の身体と心を健康に保つために、私はできるかぎりスーパーのF1種野菜は買わず、有機野菜を定期宅配してもらっています。

私は今まで、色々な有機野菜宅配を頼んできましたが、
この「カルタファーム」さんのものは、個人的TOP3に入るほど野菜が新鮮で甘いのです。
何より、生産者の田邉さんや代表・根津さんの、優しい心遣いが伝わるお野菜たちなのです。

オーガニックコスメにも同じことが言えるのですが、やはり生産者のこだわりや
ヒストリーはとても大切です。

私は、食べている私達が幸せに満たされて心の栄養にもなることの方が、食材の栄養素よりもよっぽど必要だと思っています。
健康になるなら、心の中からも健康に。
私はいつもそう思っているので、「自分が買うことで支えたい」農家さんから野菜を購入しています。

山梨県の有機・固定在来種野菜農家 「カルタファーム」

「カルタファーム」は山梨県の笛吹市にあり、たくさんの畑でそれぞれの土壌に適した野菜を作っています。
たった3人のスタッフで数件の畑を周り、育て、収穫していると伺いました。
その大変さと、その信念の強さに、私はただ圧倒されてばかり。

野菜は1つ1つ、ついている土をタオルで拭きとりますが全てはとらず、適度に土が残った状態で出荷します。
傷みやすくなり風味も逃げてしまうから、決して水では洗い流しません。
袋に1つ1つ梱包して、野菜の名前と簡単な使い方を載せた紙を貼ります。

見慣れない野菜も美味しく使いきってもらうための工夫です。

定期宅配で押さえておくポイントは

カルタファームの方々にもお伝えしましたが、定期宅配のメリットは「都心でなかなか買えない有機野菜を手軽に買うことができる」点です。
しかしデメリットしては、一気に届くので使い切れず、葉野菜などを食べる前に痛めてしまうことや、見慣れない野菜の使い方が分からないこと。あとは、送料の高さやフードマイレージの問題もあります。

これらのデメリットを解消するには、この野菜たちを【使い切る】=【継続できる】保存方法や調理方法を、私たちが学ぶことに尽きる!と感じるのです。

まずはきちんと、休みの日に野菜が届くように設定しておくこと。これは受け取る側としてやっておくべき、大きなポイントです。

1.痛みやすい葉野菜など → 3日以内に生で食べきる。または「常備菜」として早めに調理し密封保存する。
2.生食で食べたほうが良い野菜など → 3日以内に生で食べきる
3.日持ちのする根野菜など → 正しい方法と温度で保存する
野菜によってそれぞれ旬の季節が異なるので、宅配野菜が届くたびに「この野菜はなんだろう?」と探究心も持てます。そしてそれらの野菜を使うと、日々の料理も学びに変わるのです。

私も、休みの日に合わせて野菜が届くようにしていますが、その時キッチンには【野菜の辞書】を置いておきます。宅配野菜が届いたら、お勉強の始まりです!
作った料理を保存するための密封容器「WECK」も、前日の晩にしっかり煮沸消毒済みなので準備は万全!
いつものキッチンで継続すればするほど、それは自分の実力や糧となっていきます。

料理は毎日「こなす」ものではなく、毎日「勉強しながら楽しむ」ものだと、私は思います。
キッチンに立ちたくなる工夫は、必要不可欠なんですよ。

そんな話をカルタファームの代表様たちとしているうちにどんどん親しくなり、その日は色々なお話しを伺うことができました。
やはり、「人と人との繋がり」は大切なものです。
仕事に限ったことではなく、こういったコミュニケーションはとても大事ですよね。

 

農家さんと繋がる

「カルタファーム」の事務所は、まるでデザイナーズハウスのようでした。
「ここがオーガニック農家?」と一瞬思うほどに、綺麗なメイン施設があります。

庭にはオーガニックのぶどうが木陰の道を作っていて、芝生も丁寧に手入れされて生え揃っています。
館内には綺麗なダイニングと、ヨガなどができそうな広々としたスペース。撮影などに使われる大きなホールもありました。
キッチンもあったので、「いつか固定在来種農家の訪問ツアーでもしたいね」と、雨降る庭で立ち話が盛り上がってしまいました。

生産者の田邉さんがエンマー小麦をくださったり、畑で有機にんじんの間引きを体験させてくださったり。
様々な体験をさせていただいて、本当に充実した1日となりました。
私の大好きなオクラも収穫させていただき、上機嫌です。

雨の日に収穫する際は、切り口をきちんとハサミで切らないと、その切り口から病気にかかりやすいそう。
へぇーと驚き、学びながら畑を散策。自然の風を楽しみましたよ。

「カルタファーム」のある笛吹市は、オーガニック大国(BIO)・ドイツのバートメルゲントハイム市と国際友好都市になっているそうです。

根津代表はその繋がりを仕事にしていると伺いました。
なんとグローバルな!と感心しました。
小さな農家だって、行動し続ければ世界へ行けるとは、まさにこのこと。

たった3人のスタッフでも、不可能なんてないのかもしれませんね。

このように、丹精こめて作られた野菜たち。
私達が美味しく食べることで、農家の方々の励みや喜びとなり、環境も綺麗になっていく…。
これって本当に嬉しい循環ですし、すごいことだと思いませんか。

有機野菜は、都会では毎日買ってくることができません。だからこそ私は、有機野菜の宅配をうまく利用して、美味しい作りおき惣菜を楽しんでいますよ。

珍しい野菜でも、料理の仕方や保存の仕方を知っておけば、ちゃんと使い切ることができます。

今まで使ったことのない野菜が届くたびに、料理のレパートリーが増えるのも嬉しいですね。
新しい野菜が届くと、「これは何にしようかな?」とワクワクします。

もちろん、毎日このようなお料理を3食作るのはとても大変なことですし、きっとそれは続かない。
だから、あくまで自分の生活スタイルに合わせて、工夫してみてくださいね。
「継続できる」ことが何よりも大切なのですから。

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