シュガーフリーの救世主!?モンクフルーツ(羅漢果)|オーガニック・マクロビ料理教室G-veggie
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シュガーフリーの救世主!?モンクフルーツ(羅漢果)

更新日:2021年5月28日




経済と食の先進国アメリカで、「グルテンフリー」の次にブームとなっているのが「シュガーフリー」!! 


成人国民の3人に1人が深刻な肥満に悩まされているアメリカでは、「シュガーフリー」の名のもとに、白い砂糖の代用品としてヘルシーな甘味料を常に探し求めています。


これまでは「ステビア」という、南アフリカを原産としたキク科ステビア属の多年草から抽出した甘味料が主流で、 ステビアの甘味成分であるステビオシドは、ショ糖の200-300倍ほどの甘みがあり、非常に低カロリーで使用量が少なく済むことからほぼカロリーゼロに近い甘味料としてもてはやされていました。

そんな中、モンクフルーツ(羅漢果)の人気が高まっているそうなのです。




シュガーフリーの救世主 モンクフルーツって何?


身体を温め引き締める「強い陽性」の力を持つ肉食の食事をしているアメリカ人にとって、体を冷やして緩める「強い陰性」の力をもつ甘い物は、心と体のバランスを保つための必須アイテム。


モンクフルーツは中国原産のウリ科の果実で、中国では昔から神様の食べる「神果」や、「僧侶の果物」と呼ばれ、不老長寿の秘薬として重宝されてきました。


ちなみに「僧侶(monk)の果物」だから「monk fruits」と呼ばれているそうなのです。


モンクフルーツは主成分が「ラカンカ配糖体」で、ブドウ糖、砂糖と比べても400倍もの甘さがあり、小腸ではなく大腸でその成分が吸収さます。


強烈に甘いのにカロリーがほとんどないのが魅力で、その上、食べても血糖値が上がることもないことから、ダイエットが必要なアメリカ人の心を鷲掴みにしているようです。


モンクフルーツは羅漢果という名前で、日本でもマクロビオティックを実践する人の中では、ヘルシーな甘味料として愛用されてきましたね。




モンクフルーツの特徴

  1. 活性酸素(フリーラジカル)消去作用

  2. 脳機能障害に効果的

  3. 高血圧・糖尿病の方も安心して摂取可能

  4. 糖分の摂取制限不要(より積極的に摂ることでダイエット効果)

  5. 善玉菌を活性化(「グリコシド配糖体」)・・・便通改善

  6. 抗ストレス作用(活性酸素消去)

  7. 抗アレルギー作用

  8. 解熱作用

  9. 消炎作用(ノドの痛み・咳)


と、たくさんの健康メリットがあるそうです。


マクロビオティクでおすすめしている一番安心&安全な甘味料は米麹の甘酒ですが、液状であるために使いづらいところがありましたが、羅漢果は粉末や顆粒のもので販売されているので、使い勝手がとてもよいと評判です。




モンクフルーツと上手に付き合う方法


でも、ここでちょっと要注意!! 中国から直輸入された商品の多くには、砂糖(ショ糖)が使用されています。 


砂糖を避けて羅漢果顆粒を選んだのに、そこに砂糖が使われているのでは意味がありませんね。 


また、果糖が使用されている商品も多く見られますが、果糖は砂糖よりも吸収が良く、これも羅漢果を選ぶ目的に反してしまいます。


お買い求めになるときには、裏の原材料表記をきちんと確認し、砂糖や果糖などの他の成分が入っていない商品を選ぶようにしましょう。



⇒こちらの商品は羅漢果が98%、他は甜菜糖が2%入っているだけですので、安心して使えそうです。


そして、羅漢果のお茶は、妊娠初期から妊娠糖尿病をブロックする効果があるそうで、妊娠中の方、これから妊娠予定の方にお勧めです。 妊娠糖尿病の女性が絶賛する中国四千年の秘茶とも呼ばれているそうですよ。



安心&安全な甘味をきちんと自分の目と知識で選んで使うことで、さらなる健康美を手に入れてくださいね♪




今日も最後まで読んでいただきまして、本当にありがとうございました。


それでは今日もお日様のように明るく笑って、お月様のように穏やかな気持ちで楽しい一日をお過ごしくださいね。


はりまや佳子


2006年3月に大田区にてマクロビオティック料理教室G-veggie(ジィ・ベジィ)を立ち上げ、現在15年目を迎える。在籍生徒数は約200名で、北は北海道、南は九州から通っている生徒さんも多数。 2012年10月30日にキレイ料理レストラン&スクール「G&V」を東銀座にオープン。2015年2月日本オーガニックライフ協会を設立。



【美味しく食べて、身体を中からキレイになれる】

オーガニック・マクロビ料理教室G-veggie

代表 はりまや佳子

〒144-0031 東京都大田区東蒲田2-5-11

Tel : 03-6715-8772 / fax : 03-6733-8760


2時間の講義と2時間の調理実習、1年間の通学またはZOOM受講コースです





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