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マクロビオティック的☆現代の日本人に必要なのはデトックス

更新日:2022年4月13日




デトックスとは?


デトックス(detox)とは、身体の中に蓄積した老廃物の排出を促す健康法。

体の中にたまった老廃物の排出を促進することで、心身の不調を改善することを目的としています。


私たちはアンバランスな食習慣、加齢や不規則な生活習慣、慢性的なストレスなどが原因で、尿がでにくい、便秘、汗をかきにくいといった正常な排泄が進まない状態に陥り、その結果、体内に老廃物が溜まりやすくなってしまっています。



おすすめの3つのデトックス方法は3つ


それではここからは、マクロビオティック視点でのデトックス法をご紹介したいと思います。


1.食べ物の量は変えずに質を変える


普段口にしている主食の白米を玄米に変えるなど、食べ物の質を上げていくことで食べ物の栄養を余すことなく体内に摂り入れることができ、血液の質が上がり、体内の余分な老廃物が排出されます。


特に玄米は、この世に存在する食べ物の中で一番生命エネルギーが高いスーパーフード。玄米に含まれる食物繊維が体内に溜まった毒素を排出してくれます。


そして、生きた食べ物は少量でもお腹が満足するため、ダイエット効果も期待できます。




2.基礎代謝を上げる


▪️基礎代謝とは…普通に生活している時に消費するエネルギーのこと。


基礎代謝は人それぞれ異なりますが、基礎代謝を上げるには体温を上げることが必要です。


日本人の体温は36.5℃がベストで、体温が1℃下がると免疫力が30%低下し、そうするとありとあらゆる病気にかかる確率が高くなります。ですから体温は高いほど病気にかかりにくいと言われています。


体温を上げるためには、適度な運動や陰性の食べ物を減らすなどの他に、腎臓を温めることも一つの方法です。


腎臓は、人体の体質を司る臓器とも言われており、体の水分を排出する役割を司っています。

腎臓が弱ってしまうと体内の水分が排出できず、むくみの原因にも繋がります。

また、腎臓はウエストより少し上に位置しており、その部分を腹巻などで巻いて暖めてあげると、冷えの予防やむくみ解消などの効果が期待できますよ。




3.肝臓を養う


肝臓は、体内にたまった毒素を解毒してくれる臓器です。

ですから私たちは肝臓を養うと、デトックス機能が高まり、快適に毎日を過ごせるようになります。


一方、肝臓の働きが悪くなると血液の浄化が追いつかず、

  • 自律神経の乱れ

  • 目の不調

  • 肩こり

  • 目の周りのけいれんといった筋肉の運動障害など

さまざまな不調が現われやすくなります。


そして肝臓が弱ると朝が苦手になるので、朝すっきりと起きることができなくなるため、やる気がでない、気分がすぐれないといった心にも影響が表れてきます。


肝臓を傷める食べ物は…

  • 動物性のタンパク質(特に肉・卵・乳製品)

  • 白砂糖(菓子・菓子パン・清涼飲料水)

これらの食べ物を体内で分解する時に毒素が発生します。

この毒素を消すためにフル稼働するのが肝臓と先に説明した腎臓。


肝臓と腎臓はとても大切な臓器ですので、負担をかけないためにも、肉や甘いものは控えめにしてみてくださいね。




健康寿命を延ばしましょう


世界でも稀にみる長寿国といわれている日本ですが、残念ながら成人国民の二人に一人が癌を患う時代になりました。


私たち日本人の寿命は延び続け、今では「人生90年」に手が届こうとしていますが、自立した生活を送れる期間「健康寿命」が、平均寿命より男性は約9年、女性は約12年も短いことをご存じですか?


これは支援や介護を必要とするなど、健康上の問題で日常生活に制限のある期間が、日本人の平均で9~12年もあるということです。


いつまでも元気に過ごすためには「健康寿命」を延ばすことが必須と言われていますが、そもそも健康な状態とはどんな状態なのでしょうか?



現代人は栄養過多?


健康とは 、「摂取と排出のバランスが良い状態」のことを指し、このバランスが崩れると人は健康から遠ざかってしまいます。


昔の人は食べ物が今のように豊富になかったため栄養失調の人が多い割に、身体を使って働くことで自然と運動量が増え、日常の中で汗をかくなどしっかり排出することが出来ていました。


それに比べて現代人は、食べ物の摂りすぎによる栄養多過な状態で運動不足の人が多く、摂りすぎたものを体外に排出できずに体内に溜め込んでしまい、結果様々な病気にかかりやすくなっています。


人類の歴史は食糧不足の時代が長く続いてきたので、私たちの遺伝子は食料の少ない時代を生き抜くために飢餓の状態に対応しています。

ですから、食べ過ぎによって起こる様々な症状に対応できる体ではないとよく言われています。




現代の日本人に大切なこと


現代は食の欧米化が進み、手を伸ばせばいつでも食事ができるようになりました。スーパーに行けば出来合いの物が購入できたり、コンビニでは手軽に食べられる物が溢れんばかり。


そして、昔は存在しなかった食品添加物により、安さと手軽さという恩恵を受けながらも、私たちの体は間違いなく悲鳴をあげています。


自分の体は自分でしか守ることができません。


体に溜まってしまった毒素をゼロにすることは難しいけれど、改善することは今からでもできます。


現代の日本人に大切なのは、摂取よりも排出=デトックスです。


運動やヨガをして発汗したり、ゆっくりと温かい湯船に浸かるのもいいでしょう。お風呂での発汗は、食事で摂りすぎた塩分を排出する効果があります。こういった小さな気遣いをするかしないかで、今後の身体への影響は大きいのではないでしょうか?





マクロビオティックは日本の薬膳です!!


マクロビティックは私たち日本人が先祖代々脈々と培ってきた日本人の食や暮らしの知恵の集大成!!


いわば「日本の薬膳料理」です。


マクロビオティックを実践すること制限が多くて大変と思っている方も多いと思いますが、それは大きな誤解です。


本物のマクロビオティックは美味しくて、楽しくて、とっても快適♪


心と身体をキレイにしたいと願うなら、あなたもマクロビオティックの理論がベースの「オーガニック料理」を始めてみませんか?


安心&安全な旬のオーガニック食材を最大限に活かし、食べて心も体も中からキレイになるために、オーガニック・マクロビ料理教室G-veggieでは日本の伝統食「マクロビオティック」に基づいた、季節の料理法や味付けで料理する方法やバランスを上手に取る食べ方や暮らし方をお教えしています。




今日も最後まで読んでいただきまして、本当にありがとうございます。

それでは今日もお日様のように明るく笑って、お月様のように穏やかな気持ちで楽しい一日をお過ごしください。


はりまや佳子

オーガニック料理研究家

オーガニック・マクロビ料理教室 代表

日本オーガニックライフ協会 代表理事


2006年3月に大田区にてマクロビオティック料理教室G-veggie(ジィ・ベジィ)を立ち上げえる。在籍生徒数は約200名で、北は北海道、南は九州から通っている生徒さんも多数。

2015年2月日本オーガニックライフ協会を設立。

代表理事として日々、オーガニック料理の普及につとめています。



心と身体がキレイになれる料理

オーガニック・マクロビ料理教室G-veggie 

〒144-0031 東京都大田区東蒲田2-5-11

Tel : 03-6715-8772 / fax : 03-6733-876


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