人生劇場

はりまや佳子の人生劇場24:ドラマのような不幸な出来事

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今日はこんなドラマのような不幸な出来事があるのか!!と疑いたくなるようなお話です。。
とにかく恋人はいない、そして仕事もない毎日。悲しくて、つまらなくて、生きていることさえも辛い日々。

★はじめから読みたい方は⇒【第1話】天職に出会いたい

はりまや佳子

 

こんなネガティブな時間を過ごしていては人生の無駄遣いだと思ったので、12月末で西荻窪の博士の秘書をすっぱりやめ、運気アップするために何か良いことをしなければと考えてみたところ、いいアイディアが頭に浮かびました。。

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それは…「お墓参り」

「苦しい時の神頼み」と人はよくいいますが、 神様はみんなのものなので多くの人が助けを求めて何かとお忙しく、 私のような生死に関係のない不幸者の順番は後回しにされるのではないか!  と思ったのでお正月になったら初詣に行けばいいということにし、 その前の年末に自分を守ってくれている「はりまや家のご先祖様」に、 助けを求めてみたら一気に運が開けるのではないか!!と考え、 はりまや家の本家のお墓がある秋田にいってみることにしました。

一人で旅行をしたことのない私が自分だけで秋田まで行こうと決め、 運気を変えてみたいと思ったことに父や母も大賛成。 たぶんその頃の私の落ち込み加減に心を煩わせていたのでしょう。
いつも子供のことを想ってくれている両親の気持ちを、 本当に心からありがたいと思いました。

さっそく父が秋田の親戚に連絡をいれてくれ、 年末年始にかけてお世話になることを伝えてくれたので一安心。

さて秋田までどうやっていこうかなって考えてみたところ、 当時は秋田新幹線がなかったので、夜行電車でいくか、 夜行バスでいくか、飛行機で行くかという選択肢があったのですが、 飛行機はとても高かったので、一番安い夜行バスでいくことにしました。

東京を夜遅くに出発し一路、雪深い北国の秋田へ。。

年末ということもあり満席でバスの中はムンムンしていて、 決して居心地のいい空間ではなかったのですが、 当時はまだ若かったしリーズナブルな値段でいけるので、 これもまたよし!!と納得し、空席に腰を落ち着けてみたところ、 なんだかお腹がゴロゴロとしてきました。

私は当時は練馬区の大泉学園というところに住んでいて、 のどかな住宅地で緑もあり環境は抜群に良いところなのですが、 都心よりもいつも3度くらい気温の低い寒いところだったので、
年中身体を冷やしては風邪をひいていました。

ですからその時も、また風邪を引いたかなくらいに思って、 「バスの中で温かくしていれ、きっとよくなるだろう」 と高をくくっていたのですが…、

この体調の悪さがのちに悲劇を生むことになるとは、 この時は夢にも思っていませんでした。

マクロビオティックには「健康=幸せ」という考えがあります。

ですから「不健康=不幸」という単純図式が成り立っていますので、 もし当時私がマクロビオティックの知識があったら、 この先のトラブルを予期できたのかもしれないなって思うと、25年たった今さらながらマクロビオティックに出会て、 本当によかったと思うのです。

話は戻って…

私はもって生まれた体質もその頃の体調も陽性でしたので、寝るのがとても得意! 電車やバスに乗ると心地よい揺れの力も手伝って、すぐにグーグーと寝ることができます。 ですからこのときも出発直後から深い睡眠状態に入り、 翌朝の5時くらいに終着駅の秋田の1つ手前の大曲という駅に着くまで、 まったく起きることなく熟睡。。

バスの添乗員さんが朝の挨拶と大曲に着いたことを知らせてくれたので、 あと1駅だけどトイレに行っておこうとバスを降りた途端、 ものすごー寒い風が吹いてきて私を直撃、 そのせいで一瞬にして私のお腹がキューと悲鳴を上げだしたのです。。

急いでトイレに入ると、案の定、お腹が下ってしまって、 しばらくトイレから出れない状態に。。。

バスの出発時間がとても気になって焦っていたのですが、 お腹が落ち着かないとトイレから出れないし、 点呼して人が乗っていなければ待っていてくれるだろうと思い、 お腹の様子が安定するまで5分くらいトイレに座っていました。

ようやくもう大丈夫だとうと思うくらいの状態になったので、 バスが停まっているところにいってみたところ…

なんとバスは停車した場所にはもういなくて、すでに発車。。

ふと大通りに目を移してみると、 降り積もる雪道の中でどんどんバスの後ろ姿が小さくなっていく…

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「まるで映画の中の1シーン」

と思って見とれている場合ではない!!  と気が付くまでに少し、たぶんほんの数秒の間がありましたが、 ゆるんだお腹を押さえながら全力疾走で大きく手を振り、 大声で「待ってーーー!!」と怒鳴りながらバスを追いかけみましたが、 バスはやはり映画のシーンのようにどんどん小さくなり、 やがて小さな小さな点になり、ついに見えなくなってしまいました。

そして私は極寒の降り積もる雪の大曲の駅に、 たった一人取り残されてしまったのです。。。

運が悪いときって、とことんタイミングも悪いものなのですよね。。

この時に私が思ったのは「きっとこれがどん底の底だな」ということ。  このトラブルを自力で乗り切ってお墓参りをして、 ご先祖様に手を合わせて心からお願いすれば、 来年はきっと運が開けるだろう!!

なぜだかこんな不幸な局面でもそう強く信じることができた瞬間、 このトラブルが起こったことすら、とても面白くなってしまって、 自分で自分の人生を笑い飛ばしたくなったのをよく覚えています。

幸いお財布は持っていたのでトボトボと駅にもどり親戚に電話をして、 「秋田の駅にバスは定刻通りつくけど、私は乗っていないので、 荷物を受け取っておいて」とお願いし、 「添乗員の人に乗客の点呼を忘れるとは何ごとか!!と怒っておいて」 と頼んでおきました。

私はJRの駅で置きざりになったので電車に乗って秋田までいきましたが、 それ以外のところで置いてきぼりされた人はどうなるのでしょうね。。

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バスがいってしまったのは不幸なことですが、 そこがJRの駅だったことは不幸中の幸い。。

このことは私のその後の人生の中でも大きな教訓となっていて、 どうしてこんな不幸な出来事が起こったのかと嘆きたくなることでも、 見方をかえてみると救いがあったり、後には笑い話になったりするので、 どんな困難や苦難に出会ったときにも…

「来年の今頃はきっと笑っている」

とポジティブに変身した未来の自分をイメージして、 辛く悲しい現状を乗り越える力を自家発電するようにしています。

ですからこの時も大曲から秋田行きのローカル電車に乗り込み、 早朝の誰も乗っていない車窓から一面真っ白な雪景色を眺めながら、 「来年は絶対にいい仕事を見つけて、素敵な彼氏をつくるぞ!!」 と心に強く誓ったのです。。

その雪景色の美しさは今でも私の記憶の中の宝物。。 辛く悲しい時に思い出すと、それだけで自然と力が湧いてきます。

ドラマのようなどん底で私が見たもの、感じたもの。それは未来を強く生きていこうと思う自分の中に隠されていた、 明るい希望の光でした。

 

この続きはまた!

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