人生劇場

はりまや佳子の人生劇場25:気丈に生きる!


今日は極寒の雪国秋田で、ドラマの1シーンのような不幸に見舞われた出来事の続きです

★はじめから読みたい方は⇒【第1話】天職に出会いたい
 G-veggie 12期生

私を置いたバスは定刻通り私の荷物だけを運び秋田駅に到着し、 私は車窓に広がる雪景色を眺めながらローカル電車に揺られて、それより1時間ほど遅れて秋田駅に到着。

秋田駅で待っていてくれた従弟の良ちゃんに出迎えられ、 そのまま従弟のお家へなんとかたどり着いたのですが…  またまたお腹が痛くなってしまいました。。

 

ご先祖様のお墓参りへ

本当はゆっくり寝て、お腹の調子がよくなるのを待ちたかったのですが、 明日の大晦日は何かと親戚のみなさんお忙しいので、 私をお墓参りに連れていけないということだったので、
チクチクと痛むお腹を抱えながら、はりまや家のお墓参りへ。。

そこにはたくさんのご先祖様はモチロンのこと、 私の大好きな祖母が眠っていました。

実は私は祖母に生き写しといわれるくらい顔が似ているそうで、 祖母の葬儀の際には祖母の友人が私にすがってオイオイと泣きだし、

「これからはナミさん(祖母の名前)に会いたくなったら、 あなたの顔をみにいくしかないね」

と言われたくらいです。

私の祖母は明治生まれの人で、幸運にも裕福な家に生まれ、 何一つ不自由のない娘時代を過ごした秋田のお嬢様。 その後、祖父とお見合い結婚をし「はりまや家」に嫁いできたときには、
本当に箸より重いものをもったことがないくらいの箱入り娘で、 お嫁入りのときには使用人を何人も連れて嫁いできて、 その花嫁道具も素晴らしい品ばかりだったと聞いています。

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はりまや家は先祖代々商人の家。

播磨谷という苗字は実は平民が苗字を持つ前からあった古い苗字で、 江戸時代に大名様にお金を貸していたことから、 本来ならば商人には許されていなかった苗字を特別に許されたことで、名乗ることができたという由緒正しき苗字。

秋田では「はりまや」という苗字の方はたくさんいらしゃいますが、 「播磨谷」と書くのは我が家の家系の人だけで、 大抵の人は「はりまや」の「や」が屋根の「屋」で「播磨屋」と書きます。

ちなみに現在東京で「播磨谷」という苗字の家族は、我が家だけ。

当時の「播磨谷家」は秋田の土崎という町ではかなりの名士だったらしく、 古い地図をみるとJR土崎駅からかなり離れたところにある播磨谷家の本家までたどり着くまでに、 他人様の土地を通らないでたどりつけるほどの土地持ちだったそう。

祖母が嫁いできたときにも商売がとても繁盛していたので、 家の中に何十人も使用人さんが住み、それは賑やかな家だったらしく、 祖母はいまでいうセレブな若奥様でした。

いつも華やかな着物に身を包み、家事一切を使用人がするという、 絵に描いた恵まれた新婚生活。。

当時は私の曾祖父が家を取り仕切っていたため、 祖母の夫である長男の祖父はあまり仕事も熱心にせずに、 お酒ばかり飲んでいたと聞いています。

どうやらものすごいワンマンの曾祖父と祖父はソリがあわず、 ケンカが絶えなかったことから、祖父が家業に嫌気がさし、 お酒に逃げていたというのが真相のよう。

 

裕福だった家庭が一転

それでも3男4女の7人の子宝に恵まれたおかげで、 結婚してからしばらくは祖母は安定した暮らしをしていたようなのですが、 やがて曽祖父がなくなり戦争がはじまり世の中が不安定になったと同時に、 祖父が体を悪くして、家業も傾きはじめた頃から、 祖母の辛い時代が幕を明けました。

ほどなくしてアルコールの飲みすぎで体を悪くした祖父がなくなり、 その時から祖母はたくさんの子供をかかえたシングルマザーとなり、 一家の大黒柱として働くことになったそうなのです。

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セレブな若奥様から一気にシングルマザーへ。 なんとドラマチックな人生なのでしょう!!  私の波乱万丈ぎみの人生は、もしかしたら祖母の血なのかも? と疑いたくなるような祖母の生涯。

祖母が選んだ仕事は土崎の港で仕入れた新鮮な魚を二つの桶に入れ、 それを天秤棒でつるして担ぎ、魚を街で売り歩く行商の仕事。

勝ち気で弁のたつ祖母の魚は、飛ぶように売れたそうです。 今でいえば優秀なセールス・ウーマンですよね。

お客さんとの取引は基本的に現金払いだったそうですが、 中にはつけで買う方もいたそうで、それが祖母にとっては苦労の種。

というのも当時はどんなにいいお家の御嬢さんでも、 女の子は学校にいって勉強するという制度や風習が秋田、 もしかしたら日本にはなかったらしく、 そのため祖母はまったく字が読めない人でしたので、 つけで買った人をその場で記録に留めておくことができなかったのです。

ですから祖母はその日を売掛を全部記憶して、 家に帰ってから息子に頼んで帳面に売掛を記入してもらっていたそう。

 

お墓参りで何かが吹っ切れました。

身長が145センチもなく華奢な体つきの祖母が、 気性の荒い漁師さんを相手に仕入れをし、 それを街中で天秤棒を担いで売り歩いていた。  子供を養うために懸命に働いていた姿を想像するだけでも、 目頭が熱くなります。。

生まれたときからお嬢様育ちだった祖母が、 嫁いだ家が没落。 頼みの夫を亡くし多くの子供を抱え、 その上いつ終わるか分からない戦争という状況の中で、 孤立無援で奮闘していたことを考えると、 私の身に起こった不幸なんて深刻に考えるほどのこともなく、 本当にささいな出来事だとお墓の前で手を合わせながら考えていました。

way-to-go

たぶんこの瞬間が私の人生のターニングポイント。
心の中にモヤモヤと立ち込めていた形容しがたい暗いものが、 少しずつ晴れていくような気がしました。

特に私の身体の中には戦争という日本中が悲劇に包まれた時代に、 気丈に生き抜いた祖母のたくましい血が流れているので、 こんなことくらいでへこたれてる場合ではない!!  と目覚めることができたました。

仏教では右手が私なら左手が仏様、つまりご先祖様。手と手を合わせる【合掌】という行為は、ご先祖様と自分とが一つになるという意味だそうですので、先祖供養をしたことで、祖母をはじめとした播磨谷家のご先祖様たちが総力を結集して、私の強い味方になってくれたからなのでしょうね。

おかげで心は明るく元気に前向きになれたのですが、 極寒の中でのお墓参りでお腹の調子は一気に悪化。  予定ではお正月を秋田で親戚と一緒に過ごすことになっていましたが、 このままでは親戚に迷惑をかけての年越しと正月になりそうだったので、 急遽、翌日の大晦日に飛行機で東京に戻ることにしました。

羽田空港には父が車で迎えにきてくれたので、 後部座席でぐったりと横になりながら家へやっとたどり着き、 いっこうによくならない痛いお腹をかかえながら、 ウンウンうなりながら大晦日を過ごしました。

思えばお腹が下ったのは体にたまった不要なものを体の外に出して、 新しい自分に生まれ変わるための体からの排出だったのかも…  そんな風に思えるのはマクロビオティックを学んだ今だからでしょうか。

当時はそんな風に考える智恵もなく、 ただただ、一刻も早くお腹の調子がよくなるのを願うのみでした。

このように身体の調子はいまいちですが、 どうやら「どん底」を抜けた兆しが見えたの私の人生♪

新しい年にはどんな良いことが待っていたのでしょうか?

続きはまた

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