とうもろこしは6月から9月の旬の時期に1番甘くて美味しい野菜ですが、鮮度が落ちやすく糖分がでんぷん質に変化して甘さが薄くなるそうです。

新鮮なとうもろこしが手に入ったら、すぐ食べるのが良さそう。とうもろこしは糖質・たんぱく質・脂質が多くエネルギーが高いため、穀物として主食で食べる国もありますが、日本ではゆでてそのまま食べたり缶詰を利用したりすることが多く、栄養価はほとんど変わりません。

とうもろこしは、不溶性食物繊維が豊富でコレステロール値を下げ糖質の吸収を緩やかにする働きもあります。さらにビタミンB1は集中力を高め、イライラや疲れ知らずとなる栄養素ですが、水溶性で熱に弱いため加熱時間を短くし、ゆで汁ごといただくのが良いそうです。

ビタミンCは老化防止や美肌づくりに、カリウムはむくみを予防してくれます。このように、穀物野菜とはいえ夏に必要な栄養素はしっかり含まれているんですね。