米糀甘酒の作り方
《材 料》
乾燥米糀 500g / 残りの玄米ご飯 450g
★オーガニック食材のお買い物はこちらから→ e-Macrobiotic shop
《作り方》
乾燥米糀を約40℃に暖めたお湯(200cc)の中にいれて30分~1時間おく
残りご飯をやわらかめのおかゆに炊く
お湯でもどした米麹とおかゆを炊飯ジャーに入れて、手早く混ぜる
炊飯ジャーの保温のスイッチを入れて、フタを開けて6時間~8時間おく。このとき布巾やまきすをかけておくとホコリが入らない
時折、温度を確認する~ 55℃が適温ですが、温度がそれ以上になったら一旦保温のスイッチを切りフタを閉めて、60℃以上にならないように調節する
クリーミーな甘酒の素に仕上げたいときには、できあがった甘酒の素をミキサーにかけるか、裏ごしする。
と、ここまでがこれまでの甘酒の作り方でしたが、この方法ですと売っているものに比べて甘味が足りないので、先日ちょっと思いついて一工夫して作ってみたところ、ものすごーく甘い玄米甘酒を作ることに成功しました。
その方法とは…
ものすごーく甘い甘酒の作り方
作り方②の残りのご飯をやわらかめのおかゆに炊いたら、ご飯がどろどろになるまでハンドミキサーにかけ、それを戻した麹と合わせて炊飯器でじっくり発酵させるだけ!!
甘酒が甘くならない原因は「食品の分解」が進んでいないためでしたので、その分解を人工的にハンドミキサーでしてしまうことにより、ビックリするほど甘い甘酒が完成いたしました!!
それから甘~い甘酒が好みの方は、白米米糀と白米ごはん、オーガニックにこだわりたい方は玄米米糀と玄米ご飯の組わせでつくってみてくださいね。
ちなみに私は白米米糀とオーガニック玄米の組み合わせで作って、オーガニックにこだわりつつも甘くて美味しい甘酒生活を楽しんでいます♪
上記の方法で作ったものは甘酒の素なので、食べるときにはお湯で2倍にうすめた後、熱くして飲むとおいしい甘酒が楽しめます。
G-veggieおすすめの甘酒ドリンクレシピ
★ジンジャー甘酒
甘酒と同量の水を鍋に入れ火にかけ沸騰したら、おろし生姜を入れる
★穀物コーヒーの甘酒ラテ 甘酒と同量の水を鍋に入れ火にかけ沸騰したら、穀物コーヒーを入れる
★抹茶甘酒ラテ 甘酒と同量の水を鍋に入れ火にかけ沸騰したら、水で溶いた抹茶を入れる
★チャイティーの甘酒ラテ 甘酒と同量の水で作ったチャイ・ティーを鍋に入れ火にかけて温める
甘酒を使って本格的なスイーツも作れますよ♪
リンゴとスイートポテトのグラフティ
甘酒は冷たくしても美味しくいただけますが、冷たい飲み物は胃や腸にとても負担がかかりますので、なるべく常温かHOTでいただくようにしてみてください。
上記の方法で甘酒をつくると1キロほど甘酒ができますので、小分けにして使わない分は冷凍保存し、使う時には自然解凍してから使うようにしてみてください。
また、甘酒を作る時間がないときには、G-veggieのオンラインショップでオーガニックの甘酒をお買い求めいただけます。
疲労回復と便秘には「甘酒」
ここ最近、疲れがとれない!!というあなたにおススメな食べ物が「甘酒」。
甘酒といってもお米だけで作っていてアルコール分は一切入っていないので、お子さんからご高齢の方まで安心していただくことができます。
お米で作った甘酒は「飲む点滴」とも呼ばれていて、病気の時に病院で受ける点滴の成分でもある、必須アミノ酸全種、ブドウ糖、各種ビタミン群、食物繊維がバランスの良く含まれている上に、消化吸収も大変よいので毎日の健康づくりにもピッタリ。
エアコンがなかった時代は冬の「寒さ」で亡くなる方より、夏の「熱波」で命を落とす方の方が圧倒的に多かったため、江戸時代には夏に甘酒を売り歩く商人がたくさんいたとのこと…ですから「甘酒」の季語は「夏」と決められているそうなのです。
ここ最近、健康志向の方々に人気が高まってきたおかげで、スーパーでも手軽に「甘酒」を買うことができるようになりましたが、価格の安いものは甘酒を薄めて、砂糖や添加物を混ぜてあるので要注意!!
甘酒をお買い求めになるときには、裏の原材料表記に、「米・米麹(米糀)」と書いてあるものを選んでくださいね♪
そして手づくりが大好きな方は、上記のような自分で作る方法を知っておくと便利ですよ。
というわけで今日は甘酒の作り方をご紹介しました。
甘酒は素晴らしい発酵食品で、甘い物好きで便秘でお悩みの方の救世主!!
甘い物生活を楽しみながら便秘とサヨナラしたい方は、白い砂糖など腸に負担をかける甘味料を甘酒にチェンジして、甘酒生活をはじめてみてせんか。
そうすれば便秘が解消して、おまけにお肌もピカピカになり、美味しいアンチエイジングライフを実践できますよ♪
今日も最後まで読んでいただきまして、本当にありがとうございます。
それでは今日もお日様のように明るく笑って、お月様のように穏やかな気持ちで楽しい一日をお過ごしください。
安心&安全な旬のオーガニック食材を最大限に活かし、食べて心も体も中からキレイになるために、オーガニック・マクロビ料理教室G-veggieでは日本の伝統食「マクロビオティック」に基づいた、季節の料理法や味付けで料理する方法やバランスを上手に取る食べ方や暮らし方をお教えしています。
はりまや佳子
オーガニック料理研究家
オーガニック・マクロビ料理教室 代表
日本オーガニックライフ協会 代表理事
2006年3月に大田区にてマクロビオティック料理教室G-veggie(ジィ・ベジィ)を立ち上げえる。在籍生徒数は約200名で、北は北海道、南は九州から通っている生徒さんも多数。
2015年2月日本オーガニックライフ協会を設立。
代表理事として日々、オーガニック料理の普及につとめています。
心と身体がキレイになれる料理
オーガニック・マクロビ料理教室G-veggie
〒144-0031 東京都大田区東蒲田2-5-11
Tel : 03-6715-8772 / fax : 03-6733-8760
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