ライスバーガー誕生秘話
ライスバーバーガーが誕生したのは1987年。
日本生まれのハンバーガーチェーンが、「日本人の主食であるお米を使って、何か商品ができないだろうか?」というアイディアから生まれた料理でした。
パンのかわりに「お米」を使うことは、日本人の食卓に並ぶあらゆるおかずを具材にできるという、魅力的な利点がありました。
最大の難関は、お米でバンズの代わりをつくること。
ハンバーガーを持ち上げたときに型崩れしないことが必須条件でしたが、強く固めると粒がつぶれて食感が悪くなり、食感を優先するとバンズ状にならなかったそうです。
そして、苦心の末にたどり着いたのが、「焼く」という発想。
私たちが愛してやまない「焼きおにぎり」をモデルにしたことが、成功の秘訣だったそうです。
発売された商品は大きな話題を呼び、いまやハンバーガーの定番商品になりました。
そんな魅力的なライスバーガーをG-veggieオーガニック料理基礎コース第1日曜クラスのみなさんが、オーガニック玄米バージョンで再現してくれました。
そこでここからは、そのレシピをご紹介させていただきますね。
玄米ライスバーガー (4人前)
材 料:オーガニック玄米 280cc / 焼きのり 4枚(8等分)
(飾り用)チャービル 適量
作り方:
玄米は軽く1~3回洗って、6時間以上浸水し、水・塩を入れて圧力鍋で炊いておく
ボウルに炊いた玄米ご飯、片栗粉、醤油を入れ混ぜ合わせる
70gずつ丸めてつぶし、丸い形に成形し、ごま油をひいたフライパンでこんがり両面を焼く
ライスバンズに焼きのり、☆具材①~③の具材を順にのせ、豆乳マヨ、チャービルをのせて、もう一枚のライスバンズで挟んで召し上がれ♪
☆具材の作り方
①ひじきときのこの煮つけ(4人前)
材 料 :ひじき 20g / しめじ 100g / 油揚げ 1/2枚 / 水菜 20g
作り方:
ひじきは、水で戻しておく(戻し汁はとっておく)
しめじ は 、石突を取り手でバラバラにしておく
油揚げは、1cm幅に切る
水菜 は、長さ3cm幅に切る
薄口醤油、味の母、アガベシロップを混ぜておく
フライパンに菜種油を入れて熱し、ひじきと水菜以外を中火で炒める
2にひじきを入れてさらに炒める
1を入れて汁気がなくなるまで炒め、ごま油を回し入れる
火を止め、水菜を入れて混ぜ合わせる
②紫キャベツの甘酢サラダ(4人前)
材 料 :紫キャベツ 150g
作り方:
紫キャベツは千切りにしたら塩もみし、しんなりするまで置いておく
水分を軽く絞り、塩以外の調味料を入れてあえる
③ジンジャーキャロットラぺ(4人前)
材 料 :人参 100g 長さ5cm千切り
人参は千切りにして塩もみし、しんなりするまで置いておく
水分を軽く絞り、塩以外の調味料を入れてあえる
ライスバーガーの進化系は…
卒業制作の様子はこちら↓
ライスバーガーの魅力は、具材のバリエーションが無限なところ!!
残ったおかずをライスバーガーに挟めば、美味しいフードロスゼロ料理に変身しますので、いろいろ試してみてくださいね♪
最後まで読んでいただきまして、本当にありがとうございます。
それでは今日もお日様のように明るく笑って、お月様のように穏やかな気持ちで楽しい一日をお過ごしください。
はりまや佳子
オーガニック料理研究家
オーガニック料理教室 代表
日本オーガニックライフ協会 代表理事
2006年3月に大田区にてマクロビオティック料理教室G-veggie(ジィ・ベジィ)を立ち上げ、現在15年目を迎える。在籍生徒数は約200名で、北は北海道、南は九州から通っている生徒さんも多数。2015年2月日本オーガニックライフ協会を設立。
安心&安全な旬のオーガニック食材を最大限に活かし、食べて心も体も中からキレイになるために、オーガニック料理教室G-veggieでは日本の伝統食「マクロビオティック」に基づいた、季節の料理法や味付けで料理する方法やバランスを上手に取る食べ方や暮らし方をお教えしています。
オーガニック料理教室G-veggie
〒144-0031 東京都大田区東蒲田2-5-11
Tel : 03-6715-8772 / fax : 03-6733-876
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