残暑お見舞い申し上げます
オーガニック24節気 立秋
(8月7日~8月21日)
秋が立つと書く立秋。
暦の上では「秋に入る日」とされており、立秋を基準としてそれ以前に出すのが暑中見舞い、立秋以後に出すのが残暑見舞いとなります。
「立秋」とは、この日から秋が始まるという意味ですが、実際には暑さのピーク!
とはいえ、お盆を過ぎればパワフルなエネルギーを発散しているお日様が徐々に力を弱め、空も夏の入道雲から秋のいわし雲やうろこ雲に変わっていきます。
自然は着実に夏から秋に近づいているのですね。
この時期は夏の疲れもピークになり、それが胃や腸を直撃しますので夏場に冷たい飲み物や食べ物をたくさんいただいた方は注意が必要です。
ちょっと調子が悪いな…と思った時に最適なケア食材は、
の梅干三姉妹。
夏バテ対策には梅干し三姉妹!
朝起きた時に体がだるい時には、麦茶またはお水(常温以上)と梅干をカップに入れて、箸やフォークなどで梅干をつぶしてしてから、ゆっくりと飲んでみてください。
しばらくすると、すーっと体に元気が戻ってきます。
そして食欲が落ちて米粒を食べる気が起きないときには、ごはんにゆかりとローストして粗いみじん切りにしたくるみをさっくりと混ぜると、美味しくいただくことができますよ。
それから日中に汗をたくさん汗をかいたら、スポーツドリンクなどで水分補給をする方が多いと思いますが、市販のスポーツドリンクは砂糖と食品添加物がたっぷり入っているので、美と健康を目指す方にはおススメできません。
【スポーツドリンクの原材料表記】
それでは何を飲んだら健康になれるかというと…
上質な水に梅酢を入れて飲むと健康的で美味しい水分補給ができますよ。
そして梅酢を入れる前に話題のスーパーフード、チアシードを入れれば最強のオーガニックスポーツドリンクのできあがり!!
チアシード梅酢ドリンクのつくり方
1.上質の水500mlに大さじ1のチアシードを入れる
2.かき回して、チアシードをゲル化させる
3.梅酢を入れる
飲んでみて美味しいと感じるより、少し味が強いと感じるのくらいが適量ですので、味が薄いときは大さじ1の梅酢を足してみてください。
梅酢とは、梅干しをつけた時にウメの実から出てきた汁のことで、発酵酸味料の一種。 やわらかくなった梅の実と塩を交互に容器に入れて塩漬けにし、重石をしてから冷暗所に置いておくと2週間くらいで出てくる汁です。
梅酢の効果&効能
疲労防止や回復
食欲増進
食欲不振や下痢などの解毒・殺菌効果
老廃物を体外へ排出
などなど、アンチエイジング効果も期待出来るのです。
また、お出かけの際にはペットボトルに入れておもちいただけば、チアシードが水分を吸い込んで膨らみ、種子のまわりがゼリー状の水分で覆われることで体内に水分が残るので、熱中症を予防することができます。
そしてチアシードは、『生命維持にはチアシードと水があれば足りる』と言い伝えがあるほどの栄養の宝庫! お腹の中で水分を含んで膨張し、すぐに満腹感も得られるのでダイエット効果も期待できます。
チアシードの魅力
G-veggieのオンラインショップでご紹介しているチアシードは、中南米生まれでミントの仲間であり、「チア」という植物。
古来アステカ族(Aztec)が、狩猟・紛争時に水分、及びエネルギーを補給する為に摂取、サルバチアと水で一日中走り回れることから「ランニングフード」と呼ばれていました。
生活習慣病の予防に効果があるオメガ3脂肪酸を豊富に含み、現代においては「奇跡の食品」・「スーパーフード」として注目されています。
小さい種の中に、オメガ3以外にもオメガ6脂肪酸、タンパク質、カルシウム、鉄、亜鉛、
食物繊維、抗酸化剤が豊富に含まれていますので、ダイエット中の方、有効な水分補給をしたい方(社団法人 日本ウォーキング協会公認)、糖尿病、高血圧等の方にぴったりの食品です。
チアシードを使った料理やスイーツにご興味のある方は、ごぼう茶で有名な南雲先生とG-veggieがコラボして出版した、下記の本をご覧くださいね。
私はチアシードを玄米を炊く時に、玄米2合に対して大さじ1くらい入れていますが、おかげさまで猛暑の今年もすこぶる体調がよく、健康で楽しい毎日を過ごしています。
今年の残暑は手作りオーガニック・スポーツドリンクとチアシード入り玄米ご飯で、夏バテ知らずで過ごしてみませんか?
それでは今日もお日様のように明るく笑って、お月様のように穏やかな気持ちで楽しい一日をお過ごしくださいね。
はりまや佳子
2006年3月に大田区にてマクロビオティック料理教室G-veggie(ジィ・ベジィ)を立ち上げ、現在15年目を迎える。在籍生徒数は約200名で、北は北海道、南は九州から通っている生徒さんも多数。 2012年10月30日にキレイ料理レストラン&スクール「G&V」を東銀座にオープン。2015年2月日本オーガニックライフ協会を設立。
【美味しく食べて、身体を中からキレイになれる】
オーガニック・マクロビ料理教室G-veggie
代表 はりまや佳子
〒144-0031 東京都大田区東蒲田2-5-11
Tel : 03-6715-8772 / fax : 03-6733-8760
Mail:info@g-veggie.com
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