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執筆者の写真はりまや佳子

酒粕パワーで免疫力を高める【野菜たっぷり豆乳酒粕鍋】



健康や美容への効果が高いことから、ここ最近人気がぐーんと高まってきている食材といえば【酒粕】。


酒粕は日本酒を絞った後に残る固形物で、いわば発酵したお米。

日本酒は、蒸したお米に「麹菌」と「酵母」という2種類の菌を作用させ、アルコールを含んだもろみを作り、それを絞ることで液体(日本酒)とペースト状の固形物(酒かす)に分けます。


糀で作った甘酒は「飲む点滴」とか、「飲む美容液」と言われてここ最近人気が高まってきていますね。オーガニック・マクロビ料理教室G-veggieのオンラインショップ「eマクロビオティック」でも、米麹の甘酒は大人気♪


G-veggieおすすめの甘酒











甘い物が好きな方に、砂糖の代表品として絶大な人気を誇っています。


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甘酒を超える「酒粕パワー」

一方、昔から冬の風物詩の甘酒の原料である酒粕は、発酵と醸造という2つの菌で長い時間をかけて作られているので、さらに高い栄養価を持ち、日本古来のスーパーフードとして今注目を集め始めています。

W発酵パワーでつや美肌になれるだけではなく、腸内の改善が期待できるので、免疫力アップにも役立つこと間違いなし。


酒粕は、アルコール発酵が終わった醪(もろみ)を搾って清酒をとった後に残った個形物で、板状のものを板粕(いたかす)といい、清酒にならなかった白米や麹(こうじ)と醪(もろみ)でできいて、百薬の長と言われている日本酒よりも豊富な栄養が含まれていて、健康や美容に良い成分が含まれています。



酒粕はチーズの代わりにもなります

日本酒は主要な原料となる麹菌が生きて活動できる寒い時期、つまり年間を通して12月~3月の4か月間しか造られません。 ですから、日本酒の寒仕込みと呼ばれるこの時期が、酒粕にとってもの季節ということになります。

酒粕の成分は醸造の仕方で異なりますが、重量比で水分50%、アルコール分8%、デンプン・糖分25%、タンパク質15%、その他B1、B2、B6などのビタミンも豊富に含まれる優秀な食材!! 昔から甘酒、粕汁として飲まれ、奈良漬などの粕漬にも用いらてきた日本の伝統食品です。

酒粕の利用方法は多岐にわたり、酒粕を使ったおかず、調味料としてはもちろんのこと、オーガニック・マクロビ料理教室G-veggieではチーズの代わりとしても大活躍!

そんな話題の酒粕を使った、手軽に出来るお鍋レシピを紹介します。




【レシピ】豆乳酒粕鍋


材料(6人分)

酒粕 200g

長芋 150g

大根 150g

人参 150g

白菜 150g

しめじ 100g

舞茸 100g

春雨 50g

水菜 30g

昆布 1片(5㎝×5㎝)

水 1300cc

豆乳 200cc

 大さじ1

ポン酢 適量(お好みで)




作り方:

  1. 酒粕は手で一口大にちぎっておく

  2. 長芋はヒゲを直火で焼き、皮ごとすり下ろす

  3. 大根と人参は5cm×5cmに切り、2mmの幅に切る

  4. 白菜は5cm×5cmに切る

  5. しめじと舞茸は、石づきをとり、手でほぐしておく

  6. 春雨は沸騰したお湯で戻しておく

  7. 玄米もちは、1㎝角にきっておく

  8. 水菜は5cmに切っておく

  9. 鍋に水・昆布・1の酒粕を入れて蓋をし、火にかける

  10. 沸騰したら酒粕をよく溶かし、大根・人参・白菜・しめじ・舞茸を入れて蓋をする

  11. 具材が柔らかく煮えたら、塩と春雨を入れて箸でよくほぐす

  12. 豆乳と2の長芋のすりおろしを入れてよく混ぜ、沸騰寸前まで火にかける

  13. 水菜と玄米餅で飾り付けをしたら出来あがり!!

  14. お好みでポン酢を入れて召し上がれ♪


鍋料理の魅力は野菜がたっぷり食べられるところ!たくさんの野菜をいっぺんに煮込むことによって、美味しいスープが出来上がります。


さらにこの鍋は、酒粕の効能だけでなく「豆乳」に含まれるビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンE・イソフラボンなどの成分が、肌荒れ予防・抗酸化・血行促進・老化防止までしてくれるので、あなたの腸内環境が整い美肌力が加速しますよ~

あなたも豆乳酒粕鍋で美肌と免疫力アップを目指してみませんか?


最後まで読んでいただきまして、本当にありがとうございました。



それでは今日もお日様のように明るく笑って、お月様のように穏やかな気持ちで楽しい一日をお過ごしくださいね。


心と身体がキレイになれる

安心&安全な旬のオーガニック食材を最大限に活かし、食べて心も体も中からキレイになるために、オーガニック・マクロビ料理教室G-veggieでは日本の伝統食「マクロビオティック」に基づいた、季節の料理法や味付けで料理する方法やバランスを上手に取る食べ方や暮らし方をお教えしています。





 はりまや佳子

オーガニック・マクロビ料理研究家

2006年3月に大田区にてマクロビオティック料理教室G-veggie(ジィ・ベジィ)を立ち上げる。

在籍生徒数は約200名で、北は北海道、南は九州から通っている生徒さんも多数。2015年2月日本オーガニックライフ協会を設立。

美味しく食べて心と身体がキレイになれる「オーガニック料理」を広めることに全力投球している。


【美味しく食べて、身体を中からキレイになれる】

オーガニック・マクロビ料理教室G-veggie

代表 はりまや佳子

〒144-0031 東京都大田区東蒲田2-5-11

Tel : 03-6715-8772 / fax : 03-6733-8760




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