おはようございます。オーガニック・マクロビ料理教室G-veggie代表のはりまや佳子です。みなさん今日もお元気ですか?
今日のトピックはお茶。
カフェイン
ストレスフルな現代人がリラックスしたい時、カフェインが入った飲み物は、もはや必須の飲み物です。
カフェインはコーヒー、紅茶、コーラ類、緑茶、ココア、チョコレートなどにも含まれ、その中でも世界中で一番人気のある飲み物はコーヒーですが、飲みすぎは美肌の天敵となりますので、注意が必要。
コーヒーは冷え性とシミの原因
コーヒーはマクロビオティックでは体を冷やして緩める力のある、強い陰性の飲み物ですので、朝に飲む習慣がある方は腎臓が冷えてしまうことで「冷え症」になっている可能性が大。
特に何も食べていない時に飲むと、胃が悲鳴を上げてしまいますので、体温が低い方は特に気を付けてください。
またコーヒーはマクロビオティックでは、シミやくすみの原因ともいわれていますので、残念ながら美肌を目指す方にはあまりおススメできません。
私はマクロビオティックに出会う前までは、毎朝コーヒーを飲んで仕事をスタートし、勤務時間中はコーヒーを飲み続けていたところ、極度の冷え性になってしまったせいで、ある日突然、足が痛くて歩けなくなった経験があります。
整形外科では「まったく異常なし」という診断を受けたのですが、痛みがひどくて座ることもできなくなったので、仕事を早退して近所の鍼灸院にいったところ、
「冷えで下半身の気がまったくまわっていない」
といわれ、その場でお灸と鍼で治療をしてもらいました。
治療の最中はお風呂に入ったようにポカポカと温かく、帰りには普通に歩けるようになり、痛みもほどんど感じなくなりました。
その頃はコーヒーを飲むことが冷え性の原因だとは知らなかったのですが、今から20年前にマクロビオティックを学びはじめ、コーヒーが冷えの原因だと知り、「食べ物や飲み物の力って、知らないと本当に恐ろしい!!」と思ったことを覚えています。
その後にアメリカのクシ・インステチュートに留学した際に、私の尊敬する先生に
「シミやくすみの原因もコーヒーよ」
と教えてもらったので、以後、コーヒーを飲まないように心がけてみたら、肌がどんどんキレイになりました。
59歳でノーファンデーションです
私はマクロビオティックを実践する前の39歳までは、リキッドファンデーションを塗った後に、パウダーファンデーションを厚塗りして、シミを隠していました。
コンシーラーでシミを隠してからWファンデを塗るので、今から考えると朝のメイクの時間が恐ろしく長かった!!
でも59歳になった今は、ノーファンデーションでパウダーだけ軽くのせるだけでOK。
ですから実は私はファンデーションを持っていません。
たまにTVに出演する時や雑誌の取材を受ける時には、87歳の母のファンデーションを借りてメイクします(笑)
ファンデーションを塗らないと、朝のメイクもヘアーのセットと着替え入れても15分くらいで完了。メイクに手間がかからないので時間的に余裕が生まれるおかげで、毎日が快調にスタートします。
その上、美肌を手に入れることに成功したので、いいことばかり♪
食べ物や飲み物の力を知るって、「人生が何倍も得になる」と実感しています。
美肌になるカフェイン飲料は?
コーヒーを全く飲まなくなった私が、美肌を保ちながらリラックスできるカフェイン飲料として選んでいるのが、緑茶や抹茶、そしてジャスミンティーなど、茶の木の葉からできた「お茶」です。
お茶は薬
昔むかし、お医者様のいない時代、緑茶は貴重な薬で、中国でお茶を始めた頃は今のような嗜好飲料でなく養生の仙薬として珍重されていたそうです。
緑茶には「美白ビタミン」とも言われるビタミンCが豊富に含まれ、水分の減少を防ぎ肌に弾力性を与え、また肌の色を黒くするメラニン色素の抑制も期待できます。
ですから外出前に飲むことで紫外線対策ができ、夜はその日に浴びた紫外線から生成されるメラニンを退治することが可能です。
そして、緑茶に含まれるカテキンには、アルコールよりも強いといわれる強力な殺菌作用がありますので、緑茶で洗顔すればメラニン対策はもちろん、ニキビにも効果的。毛穴を引き締めるとされる収れん作用もあるので、肌荒れのの改善や予防にも効果的です。
また、緑茶には抗酸化作用があり、アンチエイジングにも効果があるという、美と健康を目指す方にピッタリな飲み物です。
緑茶の成分と効果・効能
1.カテキン(お茶の渋味成分)
血中コレステロールの低下 / 体脂肪低下作用 / がん予防 / 抗酸化作 / 虫歯予防、抗菌作用 / 抗インフルエンザ作用 / 血圧上昇抑制作用 / 血糖上昇抑制作用 / 口臭予防(脱臭作用)
2.カフェイン(お茶の苦味成分)
覚醒作用(疲労感や眠気の除去) / 持久力増加 / 二日酔い防止 / 利尿作用
3.テアニン(お茶のうま味成分)
神経細胞保護作用 / リラックス作用(α波出現)
4.ビタミン類
ビタミンC ⇒ 皮膚や粘膜の健康維持(コラーゲン形成) / 抗酸化作用
ビタミンB2 ⇒ 皮膚や粘膜の健康維持
葉酸 ⇒ 神経管閉鎖障害の発症予防 / 動脈硬化予防
β-カロテン ⇒ 夜間の視力維持
ビタミンE ⇒ 抗酸化作用
5.サポニン
血圧低下作用 / 抗インフルエンザ作用
6.フッ素
虫歯予防
7.γ-アミノ酪酸(通称:GABA)
血圧低下作用
8.ミネラル(カリウム、カルシウム、リン、マンガンなど)
生体調節作用
9.クロロフィル
消臭作用
(引用:伊藤園)
と健康メリットがいっぱい。
中国では「お茶は薬」と言われ貴重な漢方薬として、昔からお茶の効能が高く評価されていました。
ジャスミン茶で疲れた肝臓を養いましょう
緑茶の中でも特におススメなのがジャスミン茶!! 20種類以上もの芳香物質を含むジャスミンの花の香りは、イライラを解消し疲れた肝臓をやさしく労わってくれます。
【ジャスミンティーの効果効能】
リラックス効果でストレス解消、気分転換
自律神経を整える
ホルモンバランスを整える(生理前や生理中の不調、生理痛に効果的)
胃腸の調子を整える(ストレスによる胃腸の不調に効果的)
二日酔い改善
不眠多夢の改善
気の巡りを良くする
春が近づいてくると紫外線が強くなりますので、今から緑茶やジャスミン茶と仲良くして、美肌を目指してみませんか?
最後まで読んでいただきまして、本当にありがとうございます。
それでは今日もお日様のように明るく笑って、お月様のように穏やかな気持ちで楽しい一日をお過ごしください。
はりまや佳子
オーガニック料理研究家
オーガニック・マクロビ料理教室 代表
日本オーガニックライフ協会 代表理事
2006年3月に大田区にてマクロビオティック料理教室G-veggie(ジィ・ベジィ)を立ち上げ、現在15年目を迎える。在籍生徒数は約200名で、北は北海道、南は九州から通っている生徒さんも多数。2015年2月日本オーガニックライフ協会を設立。
オーガニック料理を広める人財の育成に、力を注いでいる。
ストレスに負けない心、疲れない強い身体を作る
安心&安全な旬のオーガニック食材を最大限に活かし、食べて心も体も中からキレイになるために、オーガニック・マクロビ料理教室G-veggieでは日本の伝統食「マクロビオティック」に基づいた、季節の料理法や味付けで料理する方法やバランスを上手に取る食べ方や暮らし方をお教えしています。
オーガニック・マクロビ料理教室G-veggie
〒144-0031 東京都大田区東蒲田2-5-11
Tel : 03-6715-8772 / fax : 03-6733-876
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