材 料(8人前)
ビーツ 1/4個(50g)
オレンジジュース 380cc
水 150cc
甜菜糖 20g
寒天 5g
塩 少々
(飾り用)ミント 8枚
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作り方:
ビーツは皮をむき、粗みじん切りにする
ビーツを10分~15分弱火でゆでて、柔らかくする
2にオレンジジュース、甜菜糖、寒天を加え、沸騰したら2~3分そのままにしておき、火を止める。
3を型に入れて、冷凍庫で冷やし固める
4をフォークでクラッシュし、スプーンで器に盛り付け、最後にミント飾って出来上がり
オーガニック料理ソムリエが教える スイーツを美味しくつくるコツ
生のビーツがない時には、水煮の缶詰やパウダーを使ってください
寒天はメーカーや形状によって固まり具合が違います。G-veggieで使用しているものは粉末状のものですので、フレークや棒寒天を使う方は、分量を増やして作ってみてください。
ビーツとは?
コールドプレスジュースやスムージーなど、美容界で大人気な野菜といえば「ビーツ」
ビーツはロシアの伝統料理「ボルシチ」に使われていることで有名なキュートな赤い色をした根菜で、ホウレンソウと同じヒユ科(アカザ科)の植物です。
実はオーガニック料理で白い砂糖の代わりに利用する「てんさい糖」の原料となる甜菜(てんさい)、砂糖大根の仲間です。
栄養成分が豊富なことから、「奇跡の野菜」、「食べる天然輸血」ととも呼ばれている、とっても魅力的なお野菜なのです。
ビーツの栄養素
カリウム ⇒ むくみの解消、高血圧を予防する効能
ナトリウム ⇒ 神経機能を正常にする
マグネシウム ⇒ 骨粗鬆症の予防、イライラの解消
ナイアシン(ビタミンB3) ⇒ 二日酔いに効く
パントテン酸(ビタミンB群) ⇒ 動脈硬化に効能
ベタシアニン ⇒ ガンの予防、老化防止
ベタイン ⇒ 肝硬変や脂肪肝の予防
食物繊維 ⇒ 腸内環境を整える
そして、ここ最近注目されているのが「NO(一酸化窒素)」を多く含んでいること!
一酸化窒素の働きは…
血管の筋肉をやわらかくして広げ、血流をスムーズにする
血管内のコレステロール体積や血栓の発生を抑える
ビーツに含まれるNOのおかげで、美味しく食べれば食べるほどに血管がしなやかになり、血液の流れもスムーズになるそう。そして、血液量がぐーんと増えるおかげで、体の隅々まで酸素が届くようになることから、持久力アップ、そして疲労回復にも大いに役立つそうなのです。
また、食物繊維がたっぷりなので腸内環境が整い、免疫力アップにも役立ちます。
ビーツのような丸い野菜はオーガニック料理では、陰陽バランスのとても良い野菜で、胃・脾臓・膵臓という臓器をいたわる力のある野菜といわれています。人は胃・脾臓・膵臓が弱ると免疫力が下がり疲れやすくなりますので、オーガニック料理の観点からも疲労回復にピッタリのお野菜と言えます。
1日3時間の講義と取得できる日本初のヴィーガン料理料理の資格です
日本ではまだ馴染みの少ないお野菜ですが、私がアメリカでマクロビオティックを勉強した時には、サラダやスープ、スイーツ等に使って、彩が華やかなお料理やお菓子つくりを楽しんでいました。
そこで、今回は疲労回復に役立つヘルシースイーツのレシピをご紹介いたしました。
白い砂糖や乳製品たっぷりの冷たくて甘い物を食べすぎると、免疫力低下の原因になりますので要注意!!
奇跡の野菜でスイーツを作って、美味しく楽しくすごしてみませんか?
最後まで読んでいただきまして、本当にありがとうございました。
それでは今日もお日様のように明るく笑って、お月様のように穏やかな気持ちで楽しい一日をお過ごしくださいね。
はりまや佳子
オーガニック・マクロビ料理研究家
2006年3月に東京都大田区の自宅にてオーガニック・マクロビオティック料理教室G-veggie(ジィ・ベジィ)を立ち上げる。在籍生徒数は約200名で、北は北海道、南は九州から通っている生徒さんも多数。 2015年2月一般社団法人日本オーガニックライフ協会を設立。マクロビオティックの理論をベースにした、オーガニック料理を提唱し、心と身体がキレイになれる料理とライフスタイルの普及につとめている。
著書:
【心と身体がキレイになれる】
オーガニック・マクロビ料理教室G-veggie
代表 はりまや佳子
〒144-0031 東京都大田区東蒲田2-5-11
Tel : 03-6715-8772 / fax : 03-6733-8760
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